暗算

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『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。

 

今回のブログでは『そろばん暗算』での子どもたちの頑張りをご紹介します。

 

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開講からおよそ 1年が経ち,現在はそろばんを用いての計算練習ではなく,暗算を練習している子もいます。

 

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そろばんの玉がかかれたシートの上で指を動かし,答えまでイメージします。

 

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最初は戸惑い「筆算のほうが速い」と感じる子もいますが,慣れれば “速く⋅正確に” 答えが導き出せます。

 

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現在はたし算を練習している子が多いですが,かけ算の暗算をし始めると,筆算を書くよりも圧倒的に速いと気づくと思います。

 

慣れるまで一緒に頑張っていきましょう !

 

自分のまわりをよく見ると《景色編》

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『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。

 

前回のブログでは,身近にいる生き物についてご紹介しました。

今回は「景色」についてです。

 

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虹が見えたときの写真です。

大きくはっきりと見えたことが嬉しくて,ついカメラを持ってきて撮ってしまいました。

よく「七色」と表現をしますので,写真を拡大して,「紫,青,緑…」と子どもたちと確認しました。

 

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虹を近くで見ることができました。

教室のガラスにできた虹です。

 

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こちらは入口すぐの壁に,ガラス扉を通じてできた虹です。

 

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こちらの写真は入口のカウンターにできた虹です。

カメラを構えたら,読書をしていた小5生の子たちがスペースを空けてくれました。

 

白い服を着ていた女の子がいたので,私が「その場所に立ってごらん」と伝えると「虹色の服だ !! 」と喜んでくれました。

他の子も順番に立って,どんな模様に見えるか観察しました。私も,虹色のブラウスになりました。

 

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こちらは,入口から見える夕方の空です。建物が黒く見え,綺麗な切り絵のようです。

 

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そして,これは 9月13日(火)の空の写真です。

『そろばん暗算・ビジュアル算数』の授業時,空の色が普段と違うことに気づき「すごい色だ!」と興味津々に空を見ていました。

様々な条件が重なると、こんな色になるそうです。

 

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外の景色は,毎日違います。

外を歩くときは,ぜひ,足元の草花,畑や田んぼのようす,空の色,雲の形,自分の影ののび方…,視野を広くしてみてください。

新しい景色との出会いがあるかもしれません。

 

何か気づいたことを,ノートに記録する。

 

例えば,「○月○日 通学路にピンクの小さな花がさきはじめた」

「○月○日 田んぼの稲がなくなっていた」

「○月○日 スーっと線でかいたような雲があった」などと,

季節による変化を発見することができるかもしれません。

 

絵を描くこと

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『読み書き教室』担当の古川真子です。

 

今日は,小4生の子たちと学習内で『宇治拾遺ものがたり』の中にある『こぶとり』を読みました。

 

中学生から,古文という形で触れることになります。

小学生の間に読む子はほとんどいません。

古文単語や古文の知識が多少出てくるので少し難しいかなと思いましたが,とても楽しそうに読んでいました。

 

学習内では,読み聞かせ後,好きな場面トップ 3 を絵に描き,発表会をすることにしました。

 

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いざ,絵を描こうとすると,

「これでいいのかな?」

と,不安になったり

「上手く書けない…。」

と,自信を失ったりします。

 

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絵を描くことに正解や不正解はありません。

上手でも下手でも,かまいません。

私も描いてみましたが,どうも優しそうな鬼になってしまいました。

 

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子どもたちに,お話を自由に想像させ,実際に目に見える形にさせてみることで,より想像が広がります。

このように,本の世界へと入りこんでいくのをもっともっと楽しんでもらいたいなとしみじみ実感しました。

 

自分のまわりをよく見ると《生き物編》

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新年,明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

子どもたちが元気よく「こんにちは ! 」とやって来る時間は,17時前後です。

今の季節ですと外は薄暗くなっていますが,暖かい季節であれば,17時前後はまだ明るい時間帯です。

 

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『あすなろ学習会』は建物の 2階部分にあるため,明るい時間帯には南向きの大きな窓から外を見ることができます。

いちょう通りをはさんで池があり,アヒルやカモが泳いでいる姿が見られます。

 

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小っちゃい水鳥が潜水する瞬間を見られることもあります。

 

子どもたちと「次はどこから顔を出すかな ? 」と探します。

潜水した地点から,かなり離れた地点で顔を出すこともあり「もうあっちまで行ったの !? 」と一緒に驚くこともありました。

 

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私たちの近くにやって来る生き物もいます。

 

明るい入口にトンボが来たときの写真です。

秋ごろになると迷い込んでくることがあります。

 

私は虫を触ることに抵抗がありませんので,よく捕まえて子どもたちに見せてあげています。

「羽を動かす音がこんなにも大きいのか」,「目ってどうなっているんだ」と気づいて興味をもってくれます。

 

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大きなちょうちょうがやってきたときも,手で包み込むように捕まえて,隙間から見せてあげました。

私の手についた鱗粉を知らない子もおり,知っている子が説明してくれることもありました。

 

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こんな小さな鳥もやって来ます。

 

尾を上下に振り,とても可愛らしい鳥です。

小さな虫を食べるときの飛ぶ素早さや,地面に叩きつける仕草にギャップを感じて驚きました。

鳥が逃げないように,子どもたちとそっと近寄って観察することもあります。

 

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授業を受けることや机に向かうことだけが学習ではありません。

授業以外にも学びはあります。

これをきっかけに「この生き物,何て名前だろう」「初めて知った ! 」「他にどんな生き物がいるかな」と少しでも興味を持って,周りを見てくれたらうれしいなと思います。

 

読書 Vol. 01

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『読み書き教室』担当の古川真子です。

 

今日,小2生のある子に宮沢賢治の「注文の多い料理店」を紹介しました。

 

文字も多く,絵にも馴染むことができず,子どもたちの第一印象はよくありません。

 

しかし,読めば読むほど

「なにが起こるんだろう・・・・・・?」

と,不思議な世界へ引き込まれていきます。

 

今日,紹介したときも,文字が多いと感じたようで,初めは流して読んでいました。

 

どんなお話だったのか聞いてみると,

「西洋料理店に入ったら,どろを落としてって言われてね・・・・・・」

と,どんどん話してくれました。

 

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しかし,話していくうちに「この後,どうなるんだったかな?」と悩み,本を開き,次は先ほどよりゆっくりと読み始めました。

 

どうしても内容が難しくて,子どもだけでは読みにくいお話もあります。

そんな時に,「本を読みなさい」と言っても,子どもたちにとっては苦痛でしかありません。

だからこそ,私や保護者の皆様が一緒に本を楽しむ時間をとることが大切だと感じます。

 

是非,ご家庭でも10分程度,寝る前に時間をとってみてください。

あすなろ学習会の学習前にも,私も子どもたちと一緒に本を楽しむ時間をとっております。

 

私自身も,子どもたちと本を楽しむ時間を共有していきたいと思います。

 

折って切って開く

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『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。

 

今回は,『ビジュアル算数』の図形の授業を紹介します。

 

点と点を線で結んで図を完成させるプリントから始まり,今は折り紙を使ったプリントに取り組んでいる子もいます。

 

このプリントのテーマは『お花』です。

好きな色を選び,半分に折って,完成する形をイメージしながら下書きをして,はさみで切って開きます。

 

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予め私が見本を用意し,教室の隅に置いたものを見て

 

「私も花びらが細いものを作りたい!」

「ちょっとギザギザにしたい!」

「丸っこいお花を作る!」

 

と,いろいろな形を作っていました。

 

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「先生の切った跡を見て,真似してみる!」

 

と,切った残りをヒントにしてみようと試みた子もいました。

子どもたちは,私が予想していた以上にいろんな形を生み出し,いろんな見せ方をしてくれます。

 

私は小学生の頃,8等分に折った紙を切り,開いたときに生まれる幾何学模様の虜になり,「今度はこうしよう」「これは切りすぎたな」と一人で黙々と制作していました。

何か作り出すと止まらない性格でした。

 

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最初からカチッした正解は求めません。

まずは自由に切り,折り紙がどんな形になるのか発見し,次に活かせばよいのです。

 

これから,一緒にいろんな発見をしていきましょうね。

 

子どもたちとの目標

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『読み書き教室』担当の古川真子です。

 

最近,子どもたちに2017年 3月までの目標を伝えました。

それは,『本を30冊読むこと』です。

 

そう伝えたとき,子どもたちがどのような反応を見せるのか,私はとても不安でした。

 

「えーっ,多いよ ! 」

または,

「絵本でもいいんですよね ? 」

という反応が返ってくることばかり考えていました。

 

でも,子どものころの私を思い返すと,母が「うちの子なら頑張ってくれる」と期待してくれていること感じると,とても心強く,頑張れたのだと思います。

『 3月までに30冊を読む』という目標を,私も子どもたちと同様にチャレンジしながら,子どもたちが頑張ってくれることを期待したいと思います。

 

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先日は読書会にお集まりいただき,誠にありがとうございました。

 

子どもたちと楽しく,自分だけの物語を作りました。

是非,ご家族の皆様でご覧ください。

 

とても素敵な面白い作品ばかりで,今後,子どもたちがどのようなお話を作るのかが私も楽しみです。

 

ビジュアル算数

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『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。

 

『あすなろ学習会』の算数の授業は,1日の授業の中で『そろばん暗算』と『ビジュアル算数』を行ないます。

 

写真は『そろばん暗算』の後の,『ビジュアル算数』に小3生が取り組んでいる様子です。

プリントを読み進めながら,それぞれが問題を解いています。

 

『ビジュアル算数』の教材は,教科書に沿った内容にはなっていますが,教材によっては学年を超えた内容もあります。

基本的には自分たちでプリントを読み進め,問題に挑みます。もちろん,分からないことや聞きたいことがある場合は,いつでも聞くスタンスをとっています。

初めのうち,子供たちは戸惑うこともありましたが,今では真剣に読み進め,問題に挑んでおります。

 

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問題を解くうえで “必要な情報” を読み取る力が必要です。

子どもたちはプリントを読みながら,問題を解くために,自分から「必要な情報」を得ようとしています。

 

丸つけをするときに,

「先生,これって,……って考えるんだよね ? 」

「ここに,こう書いてあるの,気づいたよ」

と説明してくれる子もいます。

 

低学年のうちは,同じ形式を解くだけで学習単元が進んでしまうこともあります。

自分で読み取って答えを導きだすという経験を積み重ねることで,本当の算数を解く力が身についていくでしょう。

 

読書を促すことの難しさ

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『読み書き教室』担当の古川真子です。

 

先日,小4生の子どもたちにあることを尋ねました。

 

「ハリーポッターって知ってる ? 」

当然,テーマパークにもあるため知っているが,本で読んだことはない,という答えでした。

 

どうして読んだことないのかを聞くと,

「本が分厚い ! 」

「映画を見たら,とっても恐かったの ! 」

など,なるほどとこちらが参ってしまう答えばかりでした。

 

子どもたちに

「一緒にハリーポッターの世界ってどんな風か絵を描こう ! 」

と言うと,

 

「やりたい ! 」

「やる前に本を借りてきてみる ! 」

「どんな街なのかな ? 」

と,反応が変わりました。

 

「この本,面白いよ。」

「一緒に本を借りに行こう ! 」

などと,様々な声かけを行ってきましたが,もしかしたらそれ以外にも子どもたちが自分から動く言葉かけがあるのかなと感じました。

 

実際にやってみて,子どもたちがどんな反応をするのか私もとても楽しみです。

 

黙々と

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『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。

 

年長の男の子がそろばんで計算をしているようすです。

 

読み取り,指の動かし方の練習から始め,今では各位で 4+3 といった 5玉を使う足し算ができるようになりました。

来週からは,くり上がりのある足し算を練習します。

 

慣れるまで,そろばんでの計算は大変です。

しかし,そろばんを使うことで 5や10などの数のかたまりの感覚を掴むことができます。それが,この後のくり上がり,くり下がりの習得に繋がります。

 

年長のお子さまにとって,授業の時間は長いと感じるかもしれませんが、とても集中して取り組んでいます。

通塾し始めた頃と比べて “計算する” という成長はもちろんですが,“集中して取り組む姿勢” が見違えるほど成長しました。黙々と取り組むことができています。

 

これからも一緒に頑張りましょうね。