『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。
『あすなろ学習会』の算数の授業は,1日の授業の中で『そろばん暗算』と『ビジュアル算数』を行ないます。
写真は『そろばん暗算』の後の,『ビジュアル算数』に小3生が取り組んでいる様子です。
プリントを読み進めながら,それぞれが問題を解いています。
『ビジュアル算数』の教材は,教科書に沿った内容にはなっていますが,教材によっては学年を超えた内容もあります。
基本的には自分たちでプリントを読み進め,問題に挑みます。もちろん,分からないことや聞きたいことがある場合は,いつでも聞くスタンスをとっています。
初めのうち,子供たちは戸惑うこともありましたが,今では真剣に読み進め,問題に挑んでおります。
問題を解くうえで “必要な情報” を読み取る力が必要です。
子どもたちはプリントを読みながら,問題を解くために,自分から「必要な情報」を得ようとしています。
丸つけをするときに,
「先生,これって,……って考えるんだよね ? 」
「ここに,こう書いてあるの,気づいたよ」
と説明してくれる子もいます。
低学年のうちは,同じ形式を解くだけで学習単元が進んでしまうこともあります。
自分で読み取って答えを導きだすという経験を積み重ねることで,本当の算数を解く力が身についていくでしょう。