『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。
今回は,『ビジュアル算数』の図形の授業を紹介します。
点と点を線で結んで図を完成させるプリントから始まり,今は折り紙を使ったプリントに取り組んでいる子もいます。
このプリントのテーマは『お花』です。
好きな色を選び,半分に折って,完成する形をイメージしながら下書きをして,はさみで切って開きます。
予め私が見本を用意し,教室の隅に置いたものを見て
「私も花びらが細いものを作りたい!」
「ちょっとギザギザにしたい!」
「丸っこいお花を作る!」
と,いろいろな形を作っていました。
「先生の切った跡を見て,真似してみる!」
と,切った残りをヒントにしてみようと試みた子もいました。
子どもたちは,私が予想していた以上にいろんな形を生み出し,いろんな見せ方をしてくれます。
私は小学生の頃,8等分に折った紙を切り,開いたときに生まれる幾何学模様の虜になり,「今度はこうしよう」「これは切りすぎたな」と一人で黙々と制作していました。
何か作り出すと止まらない性格でした。
最初からカチッした正解は求めません。
まずは自由に切り,折り紙がどんな形になるのか発見し,次に活かせばよいのです。
これから,一緒にいろんな発見をしていきましょうね。