あすなろ学習会 責任者・授業担当者のブログです
あすなろ通信
23日(土) 実施の入会説明会
7月 2日(土) に折り込んだチラシにて告知済みですが,23日(土) に小2生から小4生の保護者様を対象とした入会説明会を実施します。
時間帯は16時30分から17時20分で,説明会と並行してお子さまの体験授業も同時実施となります。
まだお席のご用意がありますので,『あすなろ学習会』の指導にご興味のある方は,お電話 (058-372-2731) またはお問い合わせフォームにてお申し込みください。
図鑑
『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。
入り口近くの本棚の一番下には図鑑があります。
多くの生徒たちがその図鑑を手に取りますが,今日は小学2年生の子が『鳥』の図鑑を見ていました。
何かを調べる目的があったわけではないですが,ペラペラとページをめくって見ていました。
知っている鳥が載っていたら「先生,これはね… 」と説明してくれたり,私から「この鳥はね… 」と教えたりすることもあります。
各ページには,ヒト (大人・子ども) と翼を広げた鳥の大きさを比較したイラストがあり,「こんなに大きいの !? 」と驚き,話題は「動物の大きさ」に変わってきました。
そこで『くらべる図鑑』(小学館) を紹介しました。
この図鑑には,さまざまな動植物の大きさや動物の走る(泳ぐ)速さなどを,身のまわりのものと比較しやすいように掲載してあります。
『くらべる図鑑』は大人が見ても楽しい図鑑です。
「そうなんだ ! 」という知る愉しみと,「もっと知りたい!」という探究心が,きっとこれからの学習の土台の一部となってくれるはずです。
小さな成長
『読み書き教室』担当の古川真子です。
今日,こんな嬉しい場面に会いました。
「先生,ぼくね,毎日読書日記を書いてきたよ!」
「気づいたら,たくさん本を読んじゃってた!」
読書することが苦手だった小学1年生の男の子が,とても嬉しそうに笑顔で話してくれました。
本の読み聞かせに合わせて指で追いながら,楽しそうに本と向き合っていました。
本を自らペースを決めて,楽しそうに読む姿が増えてきて,私も嬉しいです。
子どもたちの新しい表情
『読み書き教室』担当の古川真子です。
今週の『あすなろ学習会』の小学3年生の子どもたちの様子です。
蝶の体の仕組みについて,図鑑やインターネットを利用して調べているところです。
「ここを翅脈っていうんだ!」
「見たことある!」
「初めて体の名前を知ったよ!」
など,新しいことに出会った子どもたちの表情は,とてもいきいきしたものでした。
今月の小学3年生の本は,中学1年生の教科書 (光村図書) にも掲載されている『少年の日の思い出』です。
中学生の教材として用いられるものですから,勿論,小学3年生には難しい言葉が多く一人で読み,内容を理解することは難しいです。
しかし,知らない言葉に対して,「どういう意味なんだろう?」と多くの子どもたちが楽しそうに調べている姿は,とても素敵な姿でした。
これからも,子どもたちがあらゆることに興味を持ち,どんどん調べていく姿を期待しています。
水曜日のそろばんの様子
『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。
水曜日のそろばんの様子をお伝えします。
火曜日と同じく,授業が始まる前は本を読んだり,パズルをしたり,会話を楽しんだり,それぞれが自由に過ごしていますが,授業開始が近づくとそろばんと筆箱を用意し着席します。
「早くやりたい!」との声が出てくるほど,最近は積極的な姿勢を見せてくれます。
速く計算することを楽しんでいる子,大きな数の計算に挑戦している年上の子に憧れている子,同じ教室内で刺激を受けながら取り組んでいます。
最近では正解かどうか不安な問題の見直しを自ら行なうことが増え,とても感心しています。
そろばんは初めの「慣れるまで」が一番の難所です。慣れるまでは桁数を小さく,加える数も少なくし「じっくりと」たし算を進めていきます。
ステージが進むにつれて桁数が大きく,加える数も多くなってきます。
皆の成長を楽しみにしています。また来週の授業も頑張りましょうね。
軽快な音
『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。
火曜日のそろばんの様子です。
授業が始まる前は,本を読んだり,パズルをしたり,会話を楽しんだりと,それぞれが自由に過ごしていますが,授業の時間になると「パチ,パチ」とそろばんの玉を弾く音が教室内に響きます。
4月はゆっくりだったこの音が,今では軽快な音に変わりました。
練習すればするほど,指は速く正確に動くようになります。
全問正解したときの「やったー!」という喜びの声,終了時刻が近づいたときの「このプリントは全部やる!」「もう 1枚やったら終わる!」と積極的に取り組む姿が見られます。
お互いが刺激を受け,とても良い雰囲気です。
みんなの成長が本当に楽しみです。
読書会《 6月度》
『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。
本日,読書会を行ないました。
先月に続いて科学をテーマにした題材で,読み聞かせと補足説明を実施しました。
小1生と小2生には今の季節よく目にするカタツムリや蚊について,小3生と小4生には,聞いたことはあるけど詳しくは知らないハイブリッドカーをテーマとしました。
読み聞かせの中で,どんどん補足説明を入れて話を膨らませていきます。
どんなことでもいい,何かに「そうなんだ」「へぇー」と興味をもって「新しいことを知る愉しみ」に気づいてもらいたい,それが私の願いです。
中学生・高校生の理科を担当していていると,「それ知らない」と言う子が多いものです。
それは,計算方法や問題の解き方ではなく,動植物の名前やその生態系,天気のこと,星のこと…。
小学校の低学年だった頃,「見て!おばあちゃん!月のまわりに輪っかができて綺麗だよ!」とその現象を興奮しながら伝えると,「あれまぁ,明日は雨だわ」と返ってきて私は驚きました。
その日の祖母とのやり取りは,今でも鮮明に覚えています。
今の時代,インターネットで検索すれば,吟味する必要はありますが,すぐ答えが分かります。
しかし,本から,あるいは,人から学んだ方が,感動は大きくて深いものになります。
もし,お子様が何かに興味を持ったとき,「本に載ってるかな」「調べてみようか」という言葉がけをしてください。
あるいは,保護者の皆様から教えてあげてください。きっと子どもたちは “知る愉しみ” に気づいてくれると思います。
読書日記
『読み書き教室』担当の古川真子です。
『あすなろ学習会』の子どもたちが,最近,本を自ら進んで手に取るようになりました。
笑顔で,「今日は何にしようかな?」と選択している様子を見ていると非常に嬉しくなります。
『あすなろ学習会』では,本の感想を簡単に書きまとめるという “読書日記” をつけてもらっています。
提出してもらったものに目を通している際,子どもたちの成長ぶりを垣間見ることができました。
最初は,「面白かった」,「怖かった」など単文で率直に思ったことを述べた感想でした。
しかし,3週間ほど続ける中で「~が面白かった」,「~なところが怖かった」などと具体的な感想を付け加えるという姿が見られました。
最初から感想をたくさん書ける子,上手に言いたいことをまとめられる子などはいません。
文章力のある子を育てるには,ご家庭でこそ取り組めることがあります。それは,コミュニケーションです。
「本を読んだ?」などの宿題を取り組んだかどうか確認するものではなく,「この本は読んでみてどうだった?」と読んだ直後の感想を聞きます。
ただし,初めは「おもしろかった」などの単文での返答です。
そこで,「どこが面白かったの?」,「何が怖かったの?」などとお子様が読んだ本に保護者の方が興味があり,『私も読みたい!』という姿勢を伝えるようにします。
そうすると,面白かったところをたくさん話してくれる姿が見られるようになります。
このようにして,本を読むこと,感想を持つこと,感想を伝えることを,強制的ではなく,自然と生活の中に取り入れていきます。
今も『あすなろ学習会』の蔵書を借りている生徒に,「どこがおもしろい?」と尋ねると嬉しそうに応えてくれます。
そんな様子をこれからも見守っていきたいと思います。
元気な小1生たち
写真は小1生の「読み書き教室」の授業時に撮影したもので,彼らはいつも元気で溌剌とした姿を見せてくれます。
「読み書き教室」の授業時,発言の際は手を挙げ,指名されてからという手順にしておりますが,本日はどの生徒も手を挙げる様が本当に素晴らしかったので思わず撮影。
読書を愉しむことができ,考えもしっかり言えて,かつ他人の考えも傾聴することができる。
『あすなろ学習会』はテキストの問題を解く力を育成するのではなく,上記のようなスキルを育成する指導を行なっています。
そろばんの力がメキメキと!
『あすなろ学習会』責任者の伊藤です。
そろばんは指導開始から間もなく 2ヶ月が経過しようとしています。
『あすなろ学習会』のそろばんの受講生は,そのほとんどが「読み書き教室」も受講しています。
そろばんは週 1回の受講生が大半という状況ですが,毎日10分程度でもよいから毎日そろばんに触れ,繰り返し取り組むことを奨励しています。
その成果もあって,受講している子どもたちはメキメキと力をつけてくれていることが日々の様子から伝わってきます。
小1生の今の時期に 2桁の足し算を軽々と熟す様は,見ていて非常に爽快です。
以前のブログでも申し上げましたが,『あすなろ学習会』のそろばん指導は珠算の各級・段位を取得するための指導ではありません。
私たちはそろばんを “確たる計算力と暗算力を身につけるためのツール” と位置付け,子どもたちの指導にあたっております。