夏休み中の授業のようす

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『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。

 

夏休みに入ってからの「そろばん暗算・ビジュアル算数」のようすです。

 

少しずつそろばんをはじくスピードが速くなり,夏休みの昼間の教室内にパチパチと軽快な音が響きます。

 

この夏休みに初めてそろばんに取り組む子もおり,1桁のたし算に挑戦して,少しずつ指の動かし方に慣れていきます。

そろばんは,5玉の使い方や繰り上がりに慣れるまでが大変難しいのです。焦らず,じっくりと時間をかけて指導しています。

 

そろばんの時間が終わると,授業の後半は「ビジュアル算数」に取り組みます。

 

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写真は子どもたちが “点描写” に挑戦しているようすです。

定規と鉛筆を使って,子どもたちにお手本と全く同じ図を完成してもらいます。

 

お手本には,いろいろな傾きの線が登場します。

どの点とどの点を結ぶと同じ傾きになるのか,点が 1つ違うだけで傾きが変わってしまいます。

お手本は次に進むごとに,立体図形を表す絵に変わっていきます。

 

小・中・高と学年が上がるにつれて,問題を解くときに自分で図形をかき,その図形を頼りに解き進める機会が多くなります。

まずは正確にかき写すことから始め,図形をかくことに慣れさせていくことが指導のねらいです。

 

授業ではない時間

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『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。

 

17時を過ぎると,「こんにちは」「お願いします」という小学生の元気な声が聞こえ始めます。

 

来た子から教室にかばんを置き,宿題ファイルを提出します。

その後,授業開始まではお友達や私たちとおしゃべりしたり,読書したりと自由に過ごしています。

 

兄弟・姉妹で同じ曜日に通っている子は,「読み書き教室」「そろばん暗算」の後,お兄ちゃん・お姉ちゃんの授業が終わるまで自習して待っています。

30分ほどの時間ですが,それぞれが「読書する」「そろばんの練習をする」「学校の宿題をする」など目的を明確にして取り組んでいます。

 

何に取り組むかは,自分で決めた子もいれば,ご家庭でそう決めた子もいると思います。

どちらにしても,「これをする」と決めて来た子は授業後の行動が早く,集中力が持続しています。

 

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1学期が終わった本日,15時30分を過ぎると「こんにちは」の声が聞こえ始めました。

今週は通常授業週のため授業は夕方開始ですが,どの生徒も早めに来て夏休みの宿題を進めにきたとのことです。

 

長時間でしたが,よく頑張っており感心しました。

帰るときには,その様子を知った男の子が自ら「僕も宿題を進める!」と言っていました。

周りを見て,そう思えることはとても素晴らしいことだと思います。

 

小学生の間は,中学生・高校生の定期テストや通知表,さらには入試といった結果を求める大きな区切りがありません。

どうしても,何となく日々を過ごしてしまいがちになります。

 

ご自宅でもお家の人の「そろそろ始めよう」「何時までやろう」という声をきっかけに取り組む子が多いと思いますが,なかなか進まないものです。

それは,その学習に対してゴールがぼんやりしていて達成感をイメージできないからかもしれません。

 

自分でゴールの設定に慣れるまで,まわりの大人が「今から,ここまでのページを ○時 ○分まで頑張ろうか」と設定してあげるのがよいでしょう。

授業でない時間も「やるときはやる」というメリハリが,中学校・高校へ進学してからも学習習慣の礎となるのです。

 

図鑑

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『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。

 

入り口近くの本棚の一番下には図鑑があります。

多くの生徒たちがその図鑑を手に取りますが,今日は小学2年生の子が『鳥』の図鑑を見ていました。

 

何かを調べる目的があったわけではないですが,ペラペラとページをめくって見ていました。

知っている鳥が載っていたら「先生,これはね… 」と説明してくれたり,私から「この鳥はね… 」と教えたりすることもあります。

各ページには,ヒト (大人・子ども) と翼を広げた鳥の大きさを比較したイラストがあり,「こんなに大きいの !? 」と驚き,話題は「動物の大きさ」に変わってきました。

 

そこで『くらべる図鑑』(小学館) を紹介しました。

この図鑑には,さまざまな動植物の大きさや動物の走る(泳ぐ)速さなどを,身のまわりのものと比較しやすいように掲載してあります。

『くらべる図鑑』は大人が見ても楽しい図鑑です。

 

「そうなんだ ! 」という知る愉しみと,「もっと知りたい!」という探究心が,きっとこれからの学習の土台の一部となってくれるはずです。

 

小さな成長

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『読み書き教室』担当の古川真子です。

 

今日,こんな嬉しい場面に会いました。

 

「先生,ぼくね,毎日読書日記を書いてきたよ!」

「気づいたら,たくさん本を読んじゃってた!」

 

読書することが苦手だった小学1年生の男の子が,とても嬉しそうに笑顔で話してくれました。

本の読み聞かせに合わせて指で追いながら,楽しそうに本と向き合っていました。

 

本を自らペースを決めて,楽しそうに読む姿が増えてきて,私も嬉しいです。

 

子どもたちの新しい表情

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『読み書き教室』担当の古川真子です。

 

今週の『あすなろ学習会』の小学3年生の子どもたちの様子です。

蝶の体の仕組みについて,図鑑やインターネットを利用して調べているところです。

 

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「ここを翅脈っていうんだ!」

「見たことある!」

「初めて体の名前を知ったよ!」

など,新しいことに出会った子どもたちの表情は,とてもいきいきしたものでした。

 

今月の小学3年生の本は,中学1年生の教科書 (光村図書) にも掲載されている『少年の日の思い出』です。

中学生の教材として用いられるものですから,勿論,小学3年生には難しい言葉が多く一人で読み,内容を理解することは難しいです。

しかし,知らない言葉に対して,「どういう意味なんだろう?」と多くの子どもたちが楽しそうに調べている姿は,とても素敵な姿でした。

 

これからも,子どもたちがあらゆることに興味を持ち,どんどん調べていく姿を期待しています。

 

水曜日のそろばんの様子

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『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。

 

水曜日のそろばんの様子をお伝えします。

 

火曜日と同じく,授業が始まる前は本を読んだり,パズルをしたり,会話を楽しんだり,それぞれが自由に過ごしていますが,授業開始が近づくとそろばんと筆箱を用意し着席します。

「早くやりたい!」との声が出てくるほど,最近は積極的な姿勢を見せてくれます。

 

速く計算することを楽しんでいる子,大きな数の計算に挑戦している年上の子に憧れている子,同じ教室内で刺激を受けながら取り組んでいます。

最近では正解かどうか不安な問題の見直しを自ら行なうことが増え,とても感心しています。

 

そろばんは初めの「慣れるまで」が一番の難所です。慣れるまでは桁数を小さく,加える数も少なくし「じっくりと」たし算を進めていきます。

ステージが進むにつれて桁数が大きく,加える数も多くなってきます。

 

皆の成長を楽しみにしています。また来週の授業も頑張りましょうね。

読書会《 6月度》

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『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。

 

本日,読書会を行ないました。

 

先月に続いて科学をテーマにした題材で,読み聞かせと補足説明を実施しました。

小1生と小2生には今の季節よく目にするカタツムリや蚊について,小3生と小4生には,聞いたことはあるけど詳しくは知らないハイブリッドカーをテーマとしました。

 

読み聞かせの中で,どんどん補足説明を入れて話を膨らませていきます。

どんなことでもいい,何かに「そうなんだ」「へぇー」と興味をもって「新しいことを知る愉しみ」に気づいてもらいたい,それが私の願いです。

 

中学生・高校生の理科を担当していていると,「それ知らない」と言う子が多いものです。

それは,計算方法や問題の解き方ではなく,動植物の名前やその生態系,天気のこと,星のこと…。

 

小学校の低学年だった頃,「見て!おばあちゃん!月のまわりに輪っかができて綺麗だよ!」とその現象を興奮しながら伝えると,「あれまぁ,明日は雨だわ」と返ってきて私は驚きました。

その日の祖母とのやり取りは,今でも鮮明に覚えています。

 

今の時代,インターネットで検索すれば,吟味する必要はありますが,すぐ答えが分かります。

しかし,本から,あるいは,人から学んだ方が,感動は大きくて深いものになります。

 

もし,お子様が何かに興味を持ったとき,「本に載ってるかな」「調べてみようか」という言葉がけをしてください。

あるいは,保護者の皆様から教えてあげてください。きっと子どもたちは “知る愉しみ” に気づいてくれると思います。

 

元気な小1生たち

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写真は小1生の「読み書き教室」の授業時に撮影したもので,彼らはいつも元気で溌剌とした姿を見せてくれます。

「読み書き教室」の授業時,発言の際は手を挙げ,指名されてからという手順にしておりますが,本日はどの生徒も手を挙げる様が本当に素晴らしかったので思わず撮影。

 

読書を愉しむことができ,考えもしっかり言えて,かつ他人の考えも傾聴することができる。

『あすなろ学習会』はテキストの問題を解く力を育成するのではなく,上記のようなスキルを育成する指導を行なっています。

 

感心!

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『あすなろ学習会』は兄弟姉妹で通っていただいているご家庭が多いのが特徴です。

兄弟姉妹とも『あすなろ学習会』のケースに加え,兄または姉が『進路探究塾 Mirai』で受講していただいているケースなどさまざまです。

 

写真は兄・姉が『進路探究塾 Mirai』に在籍する小3生の 2名で,授業後に自習をしている時のものです。

『あすなろ学習会』の授業は17時20分から18時30分ですが,小5生・小6生の『進路探究塾 Mirai』の授業は17時20分から19時05分となっております。

彼らは毎週,兄・姉の授業が終わるまで自習 (学校の宿題がメイン) をしたり,読書をしたりといつも静かに過ごしています。

 

私たちから「静かに待っててね」とか「自習をしなさい」などと促さなくともこの姿勢。

本当に感心ですし,こういった時間の使い方を小学校の低学年から身につけていることは後々になって効いてくるのです。

 

読書会《 5月度》

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本日,読書会を行ないました。写真は小3生・小4生の読書会の様子です。

 

『あすなろ学習会』の読み書き指導の受講生を対象に行なう読書会は毎月の実施で,任意参加ではあるものの実施を楽しみにしてくれている生徒もいます。

本日の読書会は科学をテーマにした題材で,読み聞かせと各種補足説明を実施しました。

 

本日の読書会の担当は『あすなろ学習会』の算数をはじめ,『進路探究塾 Mirai』の算数の指導にあたっている,小学校教員免許を持つ教員です。

ただ,彼女は日頃から中学生の理科や難関大を受験する高校生の生物や化学の指導も担当していますから,基本的に小中学生の指導しか担当しない塾の教員の話とは深さが違うことでしょう。

 

ここにも『あすなろ学習会』および『進路探究塾 Mirai』の “小中高一貫指導” の方針が色濃く表れているのです。