『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。
夏休みに入ってからの「そろばん暗算・ビジュアル算数」のようすです。
少しずつそろばんをはじくスピードが速くなり,夏休みの昼間の教室内にパチパチと軽快な音が響きます。
この夏休みに初めてそろばんに取り組む子もおり,1桁のたし算に挑戦して,少しずつ指の動かし方に慣れていきます。
そろばんは,5玉の使い方や繰り上がりに慣れるまでが大変難しいのです。焦らず,じっくりと時間をかけて指導しています。
そろばんの時間が終わると,授業の後半は「ビジュアル算数」に取り組みます。
写真は子どもたちが “点描写” に挑戦しているようすです。
定規と鉛筆を使って,子どもたちにお手本と全く同じ図を完成してもらいます。
お手本には,いろいろな傾きの線が登場します。
どの点とどの点を結ぶと同じ傾きになるのか,点が 1つ違うだけで傾きが変わってしまいます。
お手本は次に進むごとに,立体図形を表す絵に変わっていきます。
小・中・高と学年が上がるにつれて,問題を解くときに自分で図形をかき,その図形を頼りに解き進める機会が多くなります。
まずは正確にかき写すことから始め,図形をかくことに慣れさせていくことが指導のねらいです。