『読み書き教室』担当の古川真子です。
自粛期間が明け対面での授業を開始してから 2週間が経ちました。
子どもたちと直接顔を合わせて授業ができ,他愛もない話ができることをとても嬉しく思っています。
対面での授業を再開してから,改めてあることに気づきました。
それは,子どもたちの読み聞かせ時の姿勢です。
久しぶりに読み聞かせを行ったところ,はじめは集中できないような様子も見られましたが,内容が進んでいくとよそ見もせず真剣に本を見ている姿に変わっていきました。
お話の世界にのめり込んでいくのが見ていて,はっきりと分かるほどでした。
小学 2年生の子どもたちは,小学校高学年が一人で読むような本を読み聞かせすると,続きが気になって
「早く読んで!!」
と,せがむほどでした。
ただ“聞いている”のと,“話にのめり込んで聞く” のとでは,内容理解の深さが異なります。
勿論,いずれは一人で読み,読解問題に取り組まなければなりません。
しかし,小学生のいまの時期だからこそ,自分で読書する時間を作りつつも,授業内では子どもたちと物語を共有し,共に楽しむ時間を設けていきたいと思います。