『速算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。
5月中は Zoom を使用してオンライン授業を行なっておりましたが,6月2日(火) より今までの対面授業に戻ります。
オンライン授業の最終週,子どもたちに
「来週からいつも通り,教室で授業をするよ」
と連絡すると,
「やったー」
と画面越しに喜んでくれる姿が多く,私も対面授業の再開がより一層楽しみでした。
オンライン授業のメリットも感じましたが,
“子どもたちと目が合わない”
“子どもたちの手元が見えない”
という歯痒い思いもありました。
画面上にお互いの顔は映るのですが,どうしても表情を見たいので,私が画面に映る子どもたちの顔を見ると,カメラ目線ではなくなって絶対に目が合いません。
画面上にプリントが映り,どんな文章に注目すべきか,どんな計算式を立てるべきかという説明はできても,
“今,見てほしいところを見てくれているか”
“今,どんな気持ちで見ているか”
を察知しづらく,ただ “画面を共有している” 状態ではないかと不安になることもありました。
やはりお互いの手元が見えて,お互いにえんぴつで
「ここが…で,こうなって…」
と即座にやりとりできる同じ空間で共有した方が,より楽しいなと改めて実感しました。
来週から少しずついつもの授業に戻っていきますが,新しい生活様式を意識しつつ,衛生管理の気を緩めずに再開したいと思っています。