『読み書き教室』担当の古川真子です。
5月13日(日) に読書会を実施しました。
今回の内容は『百人一首』です。
(最近では,ある有名なアニメの映画の題材として取り扱われたり,ある漫画の題材になったり……。私も人気にのっかりました)
小学校や中学校,高校でも百人一首大会を行なうところがあります。
ただ,私としては,暗記して終わってしまっては意味がないのでは……と考えております。
高校生の古文では,短歌を自分で訳し,イメージが出来なければなりません。
しかし,少ない言葉からイメージすることがなかなか難しく,躓く生徒も多いところです。
だからこそ,想像力豊かな小学生低学年のうちに,イメージして自分の言葉で表現することが大切だと考えています。
今回の読書会では,短歌の訳を見て自分の言葉と絵で表現する練習をしました。
難しいことを行ないましたが,どの生徒も真剣な表情で取り組んでいました。
子どもたちが書いているものをよくよく見ると,とてもユニークで面白い表現をしていました。
辞書を使い,言葉の意味を調べるときも同じです。ただ調べて書くだけでは意味がありません。
自分の言葉で言い直して納得することが出来て,初めて理解していると言えます。
このような機会をこれからも多く設け,子どもたちが成長していくことを楽しみにしています。