『読み書き教室』担当の古川真子です。
本棚に新しい書籍が増えました!
今年から授業でも取り扱っている『10歳までに読みたい名作シリーズ』です。
本棚の書籍は貸し出しも行なっているため,設置した当初はほとんどが貸し出しの状態になってしまっていました。
それもようやく落ち着いて多数が戻ってきたために撮影しましたが,当分全巻揃うことはなさそうです。
『10歳までに読みたい名作シリーズ』は,世界の名作と日本の名作があります。
私は世界の名作が好きで,小学生の頃に『若草物語』や『小公女セーラ』,『名探偵シャーロック・ホームズ』を読んでいました。
子どもたちも世界の名作を手に取る子と,日本の名作を手に取る子とにはっきりと分かれます。
小学生の間に「もっと様々なジャンルに触れて欲しい!」と思う気持ちもあるのですが,押しつけがましく「読んで!」というのも気が引けますね。
そんな時,私はこんな手を使います。
「どっちが面白い本を見つけられるか勝負しよう!」と投げかけます。
自分で選んだ本と相手が選んでくれた本のどちらも読んでみます。
すると,「わたしのために選んでくれた本も面白い!」と新しい本に興味を持つきっかけになります。
図書館や書店でこれを実践すると,子どもたちも宝物を探す感覚になり面白そうです。