『読み書き教室』担当の古川真子です。
先日は月例の読書会にお集まりいただき,誠にありがとうございました。
今回の読書会は,工藤直子さんの『秋になると』という詩を読みました。
工藤直子さんといえば,『のはらうた』が有名ですよね。
私も中学生の頃,教科書に載っていた『のはらうた』大好きでした。
『秋になると』を読みながら,
『「木の実がうれしくなる」って,なんでうれしいのかな ? 』
― きっととってもおいしくなったんだ !
大きくなったよって,よろこんでいるのかもしれないよ !
『「いちばん いい様子」って,どんな様子なのかな ? 』
― くりは,大きくて色がきれいで…… あと,くりくりしている !
ぎんなんはくさいけれど,もしかしたら「ここにいるよ!」ってアピールしているのかもしれない !
と想像して,詩の一言ひとことを想像しながら読んでいくと,子どもたちがどんどん笑顔になっていきました。
いよいよ秋が来たなと,しみじみ感じました。