『読み書き教室』担当の古川真子です。
先日,月例の読書会を行いました。
お集まりいただきました皆様,誠にありがとうございました。
工藤直子さん作の『のはらうたⅠ』に編集されている「おひるねのひ」という詩を取り扱いました。
春のお花のすみれがぽかぽかした陽気の中,どんな風を体験したのか,どんな気持ちでおひるねをしていたのかを,子どもたちとすみれに “なりきって” 体験し,考えました。
体験することにより,本の奥深い世界へも目を向けてほしいと思います。
8月の『読み書き教室』は戦争に関するの本を題材と,授業で取り扱いました。
子どもたちと戦争のお話をする中,「悲しい」「辛い」だけでなく,人間の命の尊さ,動物の命の尊さ,知らなかった戦争の一面などに目を向けてきました。
この学習の後,
「おじいちゃんに戦争のお話を聞いて来た!」
という子どもや,
「戦争のお話の本を読んだよ! この本はね…。」
と,話してくれる子どももいました。
あらゆるジャンルに自ら目を向け,これからも多くの本と出会っていってほしいです。