『そろばん暗算・ビジュアル算数』担当の古川由貴です。
授業の前後,パズルで遊ぶ子がいます。
ここに並んでいるのは,株式会社ハナヤマ様より販売されている『はずる』というパズルです。
適当に動かしても,なかなか外せません。
カチャカチャ動かしても外せないので,子どもたちは徐々に考えて動かすようになります。
「こう動かしてみよう」
「ここをはめて…」
子どもたちはぼそぼそ呟きながら,時には唸りながら。
途中で,パズルを見る向きを変える子もでてきます。
違う方向から見て,ピースがどのような動きをするのか確認をしています。
凝り固まった考えでは,このパズルは解けません。
両手の中でくるくる回して,動かして…。
挑戦しているときの子どもたちの集中力はとてもすごいです。
解き方が分かっても,何回も「はずす・もどす」をしたくなる不思議な魅力をもったパズルです。
大人もつい夢中になってしまいます。
難題を目の前にしたとき,いろいろな方向から見て,いろいろな方法を試す。
そんな経験を,遊びを通して体験してくれたらいいなと見守っています。